就業体験(対面/リモート)(講義・演習等)指導(受講生)2024 SPRING No.22大学講師(講師)講座学生高度技術の知識習得/日本企業理解浸透卒業技術分野及び日本語等就職を促進する内容の指導全員/一部外部有識者(講師)日本企業/海外の日系企業従業員(講師)インターンシップ(現地、日本、第三国)(任意実施)(対面/リモート)(申請法人)学生高度技術の活用従業員指導(受講生)4 申請法人を含む新潟県所在のIT企業3社がコンソーシアム形式で寄附講座を実施した事例です。ホーチミン市工科大学が長岡技術科学大学と連携して2020年から実施している新日本語プログラムに在籍する情報技術学部3年生を対象に講座・インターンシップを行いました。 講座ではIT技術者に求められるスキルの一つであるWebサイトやモバイルアプリケーションなどのUI/UXデザイン技術について指導しました。 その後6名の学生が来日し、約2ヵ月間インターンシップを行いました。2名ずつ3社に分かれ、Webアプリケーションやロボット用アプリケーション開発の模擬プロジェクト、 申請法人がスリランカの大学にて講座を実施し、その後申請法人の会員企業にてインターンシップを実施した事例です。 申請法人では近年、人材供給元としてソフトウェア産業の振興を進めているスリランカに注目し、組込みエンジニアの人材育成に取り組んできました。今回は、学生の日本での就業に対して熱心な取り組みを行っているスリランカ日本情報科学大学の理学部ソフトウェア工学科の学生を対象に寄附講座を行い、ソフトウェア開発をする上で身に付けるべき品質管理の概要や品質管理技術について指導しました。 その後8名の学生が来日し、2〜3ヵ月間のインターンシップを行いました。東京都、神奈川県、愛知県、福岡県の4社に分かれ、各社就職Industry-Academia Collaborative Programs寄附講座事業 ご利用事例寄附講座事業 ご利用事例 AOTSでは、2020年度より国庫補助事業として寄附講座開設事業を実施しています。高度外国人材への期待の高まりとともにご利用企業数も増えており、IT分野を中心に、製造業、建設業など様々な分野でご利用いただいています。事業イメージ本事業では、申請法人(日本企業または現地日系企業)が主体となって開発途上国の大学等と協力、調整して寄附講座(講義、ゼミナール、演習、実習・実験、研究等)を開設し、学生への指導も企業の講師(外部講師も可)が行います。講座は申請法人の事業活動に直接関連する要となる技術や日本企業・日系企業の理解につながる内容など、受講生の将来的な就職を促進する内容である必要があります。講師が講座開設大学へ赴かずに、リモートで授業を行う場合も経費補助の対象になります。また、任意でインターンシップ(就業体験)の実施も可能です。大学等寄附講座開設事業 ご利用事例
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