AOTSジャーナル19号
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 外国人材が働く「現場」で必要となる日本語能力を効率的に学ぶことを目的に新たな日本語教材を開発、出版しました。 初級レベルの日本語学習者でも研修・就労場面に特化して「話す」「聞く」ための練習ができる教材となっており、主に製造業や建設業、IT産業の現場(ゲンバ)で、円滑なコミュニケーションをとることを目指した教材となっています。(10ページの広告をご覧ください) 日本で就労する外国人材向けに様々な目的に応じて、対面/オンライン形式といった様々な形態で法人向けの日本語研修をご提供しています。生活、業務、資格試験受験など、幅広いご要望にお応えしていますので、お気軽にお問い合わせください。2022 AUTUMN No.198必要な日本語スキルを集中的に身につけるためのオンラインコースです。4つのコースをご用意しています。■はじめての日本語コース ■ゲンバの日本語コース■〈話す〉仕事の日本語コース ■〈書く〉仕事の日本語コース◆設計、生産管理、生産技術等の製造/ITエンジニア◆日本語N3以上・日本文化へ理解のある親日人材◆日本国内で在留資格を持ち就労中の外国人人材◆ネパール、フィリピン、ミャンマー、インドネシアなど 国外のアジア新興国人材1)「現場」に特化した日本語教材の開発2)法人向け日本語研修の強化日本へ来たばかりで最低限必要な日本語を短期間で学びたい方に最適。技術者・ITエンジニア等の外国人材に特化した6週間の「対面」「集合」「合宿型」研修外国人材受入にともなう日本語研修や社会文化適応研修、ビジネス研修等を、貴社のニーズに応じてオーダーメード型の研修としてご提供。AOTSのこれまでの知見、ネットワーク等を活用して、公的資金に拠らない事業を実施しているAOTS総合研究所(グローバル事業部)の昨今の活動をお知らせします。◆外国人社員ビギナーズ日本語研修コース◆スキル別オンラインコース◆オーダーメードコース1.日本国内での外国人材職業紹介業の立上げ 日本社会の人材不足の課題に対応するため、AOTSでは14年前から経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師・介護福祉士候補者に対する日本語研修事業を実施するなど公的事業ではこの分野で実績を重ねておりました。また、近年では、日本企業や機関からの要望により、日本で働く外国人材向けの日本語教育研修事業を数多く実施しています。 こうしたなか、外国人材の採用段階から就労後の研修までを一気通貫にサービスをご提供すべく、2021年9月に厚生労働大臣から認可を得て、外国人材の職業紹介業を始めました。 コロナ禍に対する入国要件の緩和により、今年4月には意欲に燃えるインドネシア人の若者が無事に日本での就労を開始しました。 皆様のご要望に対応する人材の紹介から就労後のフォローアップや日本語研修といった伴走支援までお手伝いいたしますので、外国人材採用をご検討の際にはお気軽にお声がけください(巻末の広告もご覧ください)。2.外国人材向け日本語教育事業の推進 外国人材の雇用、企業内転勤など、日本企業で活躍する外国人材向けの日本語教育事業を推進しています。日本語研修コースの例<ご紹介可能な人材の例>ご紹介できる人材は、ものづくりやIT企業の未来を支える重要な担い手として、日本での就労を希望する外国人エンジニアを中心に日本社会と親和性の高い人材です。AOTS総合研究所の昨今の事業報告

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