AOTSジャーナル14号(2019春号) 和文
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11No. 14 SPRING 2019一般財団法人日本インドネシア協会より、昨年10月に東京研修センター、関西研修センター及び中部事務所の3ヵ所に分かれ研修しているインドネシア人候補者(来日数:介護福祉士候補者298名、看護師候補者31名)のために、同協会が法人・個人会員の皆様から集めて下さった多くの冬物衣料を寄贈いただきました。さらに、同協会法人会員である株式会社ロッテホールディングス様より今年も携帯カイロと、チョコレートなど3種類のお菓子も寄贈していただきました。朝夕の気温が少し低くなり始めた10月上旬に冬物衣料を頂戴でき、インドネシア候補生の喜びは非常に大きいものでした。関係者の皆さんが彼らの身体を気遣ってくださる暖かい気持ちに触れ、研修後も各受入施設・病院で働きながら国家試験合格を目指して頑張ってくれると思います。日本の厳しい冬に備えるために、一般財団法人フィリピン協会からフィリピン人候補者(来日数:介護福祉士候補者273名、看護師候補者40名)の皆さんに2018年6~7月にかけて大阪と横浜に冬物衣料を寄贈いただきました。実際には、9月12日に大阪で、また9月14日に横浜で同協会の遠藤賢司理事にご臨席いただいて寄贈式を行いました。また、横浜での寄贈式には、今回たくさんの冬物衣料をご寄贈くださった同協会法人会員であるキリンホールディングス株式会社、日本郵船株式会社、そして太平洋セメント株式会社の皆様にもご出席いただきました。その後、食堂に場所を移して、和やかな雰囲気の中で候補者代表の皆さんと一緒に昼食を取りながらフィリピンの事や日本の印象などについて懇談をしました。横浜で研修に参加している候補者たちは、9月20日に小雨が降る中、バスで富士山ツアーに出かけましたが、寄贈していただいたセーターやコートなどを身に纏い、寒さをしのぎながらツアーを楽しんでいました。日本インドネシア協会ならびにフィリピン協会から EPA候補者への冬物衣料寄贈AOTSでは、経済連携協定(EPA: Economic Partnership Agreement)に基づきインドネシア及びフィリピンから来日する看護師・介護福祉士候補者を、2018年6月から12月にかけて東京、横浜、豊田、大阪の4ヵ所にて受け入れ、来日後6ヶ月間の日本語等研修を実施しました。常夏の地から来た候補者が日本の生活で慣れるのに苦労することのひとつが、日本の「冬の寒さ」を乗り越えることです。今シーズンも昨年10月上旬から急に朝夕冷え込むようになり、慌てて冬支度する候補者がたくさんいました。冬物衣料に大喜びのインドネシア看護師候補者の皆さんカイロとお菓子に喜ぶインドネシア介護福祉士候補者の皆さん冬物をうれしそうに着るフィリピン介護福祉士候補者の皆さん寄贈式でのフィリピン協会評議員高橋氏によるご挨拶フィリピン協会遠藤理事を囲んでの歓談日本インドネシア協会ならびにフィリピン協会から、心温まる素敵な贈り物を届けていただきましたことに、 この場をお借りして感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
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