AOTSジャーナル12号(2018年春)和文
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団体概要● 名 称 一般財団法人海外産業人材育成協会 The Association for Overseas Technical Cooperation and Sustainable Partnerships 略称:AOTS(エーオーティーエス) ● 設 立 1959年(昭和34年)8月10日● 事業内容 主に開発途上国の産業人材を対象とする研修及び専門家・インターン派遣の実施● 事業規模 約97億円(2017年度予算) 1)受入研修:220コース 4,000人 2)海外研修:44コース 1,170人 3)専門家派遣: 330人 4)インターンシップ: 70人● 実績人数 1)受入研修 186,010人(1959年度から2016年度までの累計) 2)海外研修 199,630人(1973年度から2016年度までの累計) 3)専門家派遣 8,661人(1979年度から2016年度までの累計) 4)インターンシップ 1,122人(2004年度から2016年度までの累計)● 事業所 1)国内:東京都、大阪市、豊田市 2)海外:バンコク、ジャカルタ、ニューデリー、ヤンゴン新年明けましておめでとうございます。2017年7月に英文名称を変更し、新生AOTSとして初めての新年を迎えました。当協会は半世紀以上にわたり、受入研修、海外研修、専門家派遣、インターン生の派遣など、各般の人材育成事業を行ってきておりますが、2017年はAOTSにとって国内の様々な地方や団体との新たな関係構築が進んだ一年でした。本誌でもお伝えしたとおり、新たに国内5つの金融機関と「中小企業の海外産業人材育成支援および海外展開支援における業務連携・協力に関する覚書」、8月には神戸市と「海外ビジネスアライアンス」協定を締結致しました。また海外ではメキシコや台湾の中小企業振興機関と人材育成支援に関する覚書を締結しています。AOTSでは以前より様々な事業の一環として、中小企業支援・地方振興を行っておりましたが、特に昨今は日本各地に基盤をもつ自治体や産業団体における人材育成や産業発展に向けた国際的な取り組みや海外との交流の機会が増えており、私どもが長年取り組んできた日本と海外諸国相互の経済発展に寄与する人材育成事業の支援をしていく場面に恵まれております。これもひとえに経済産業省をはじめとする国内外の政府、産業界、学界、地域社会の皆様からのご支援・ご協力の賜物と、改めて御礼申し上げます。国内では東京でのオリンピック・パラリンピック開催を2年後に控え、盛り上がりを見せておりますが、一足早く来年2019年に当協会は創立60周年を迎えます。これを記念し第10回AOTS同窓会代表者会議を東京で開催する計画です。AOTS同窓会は帰国した元研修生が自主的に組織したもので、世界43カ国71の地域に広がっており、日本で学んだ技術や知識を活かし自国の経済発展に貢献する活動をしております。また2016年より同窓会活動奨励の一環として開始した「ものづくり人材大使」任命制度も順調に広がっており、今後ますます各国産業界において重要な役割を果たすことが期待されています。当協会は本年も国内外に広がる人的ネットワークを存分に活かしながら、従来の人材育成事業に加え、AOTS総合研究所や新国際協力事業による新たなサービスの一層の拡充を目指す所存でございます。本年も一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。理事長 桒山 信也年頭所感理事長 桒山 信也 くわやま しんや
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