HIDAジャーナル10号(和文)
12/20

HIDA JOURNAL10 「ものづくり人材大使」の創設と任命についてHIDAは、前身である財団法人海外技術者研修協会(AOTS)が設立された1959年以降、これまでに38万人以上の開発途上国を中心とした海外諸国の産業人材育成に携わってきました。HIDA/AOTSの研修参加者は帰国後、43か国71の地域において自主的に同窓会を組織し(図1)、研修終了後も母国において日本ファンとして日本語や日本的な企業文化の普及活動に貢献しています。こうした同窓会の活動及び、次の世代や周辺国の人材の育成などを奨励するため、HIDA/AOTSの研修参加者などの中から、同窓会長など各国のHIDA/AOTS同窓会活動において指導的役割を果たしている方を「ものづくり人材大使」として任命する制度をこの度創設しました。ものづくり人材大使には、各国と日本の産業界との架け橋として、一層の活躍が期待されます。ものづくり人材大使の任務(1)次世代のひとづくり(2)自国での日本語・日本的企業文化普及(3)周辺国の日本的産業人材育成への協力(4)日本・日系企業への支援などものづくり人材大使に 贈られるバッジ図1 43か国71の地域に広がる同窓会 かっこ内は国内の同窓会数

元のページ 

page 12

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です