HIDAジャーナル7号(和文)
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一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)は、主に開発途上国の産業人材を対象とした研修及び専門家派遣等の技術協力を推進する人材育成機関です。関係省庁、産業界、学界、地方自治体等、関連の皆様方からは日頃より格別のご支援とご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。昨年はHIDAにとって創立55周年という節目の年でしたが、今年は帰国研修生により結成され世界43ヵ国71地域に広がる同窓会のうち、フィリピン同窓会が設立50周年、アルゼンチン同窓会が設立30周年の記念行事を行います。HIDAの事業を通じて親日家・知日家になった帰国研修生たちが世界各地で数十年にわたり日本の技術・文化の紹介や日本との交流を続けてきたことに敬意を表するとともに、これらの活動がHIDA事業の成果の一つとして国内外で高く評価されていることに感謝申し上げたいと存じます。また、今年は新たな事業として、①ふるさと名物応援事業(海外人材活用地域資源魅力発掘事業)、②自主事業で行うGHC*海外インターンシップ(「新興国業務体験プログラム」を名称変更)、③ミャンマービジネス展開支援サービスの3つに取り組んでおります。1つ目のふるさと名物応援事業は、日本の地域経済の活性化を目的として、日本に関心を持つ海外人材を日本各地に派遣し、海外人材と日本の地域を結び付け、お互いの知識・経験・文化・宗教・嗜好等の違いを理解することを通して、 海外現地市場に受入れられる製品/食品/サービス/観光資源等の地域資源を発掘し、新たな市場開拓につなげるものです。2つ目のGHC海外インターンシップは、海外進出を検討するため情報収集を行っている日本企業と、日本企業と接触を求めている新興国等の現地企業をマッチングさせた後、日本企業の若手社員をインターンとして現地企業に派遣することにより、日本企業と現地企業の交流を深めるものです。3つ目のミャンマービジネス展開支援サービスは、ミャンマー企業とのビジネスマッチングを目的として、ローカルネットワークを活かした現地情報をもとに、パートナー候補企業の紹介や現地ビジネス関連情報の案内等のサービスを提供するものです。これらの事業は、半世紀以上にわたるHIDA事業のアセットである同窓会や海外機関等を中心としたグローバルネットワークを有効に活用した事業として発展させたものです。グローバリゼーションが進化している今日において、HIDAは「人材育成を通じ『共に生き、共に成長する』世界の実現を図る」というミッションのもと、より一層日本と国際社会の持続的発展に貢献すべく、事業を積極的に展開していく所存でございますので、関係各位の変わらぬご指導とご支援をお願い申し上げます。*Global Human Connectivityの略ご挨拶名  称 一般財団法人海外産業人材育成協会 The Overseas Human Resources and Industry Development Association 略称:HIDA(ハイダ)設  立 1959年(昭和34年)8月10日(吸収合併存続法人であるAOTSの設立日)事業内容 主に開発途上国の産業人材を対象とした研修及び専門家派遣の実施事業規模 約77億円(2015年度予算) 1)受入研修:160コース 3,700人 2)海外研修:40コース  1,200人 3)専門家派遣: 270人 4)インターンシップ: 160人実績人数 1)受入研修: 178,453人(2014年度までの累計) 2)海外研修: 196,482人(2014年度までの累計) 3)専門家派遣: 8,164人(2014年度までの累計) 4)インターンシップ: 862人(2014年度までの累計)事業所 1)国内:東京(東銀座、北千住)、関西(大阪市) 2)海外:バンコク、ジャカルタ、ニューデリー団体概要理事長 金子和夫(写真:栗原克己)

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