HIDAジャーナル5号(和文)
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海外事務所便りHIDA JOURNAL20Selamat siang. HIDA事業所の中で唯一「南緯」に位置するインドネシア・ジャカルタ事務所についてご紹介いたします。当事務所は、インドネシア、マレーシア、シンガポールという、アジアにおける最大のムスリム圏地域を所管しています。特にインドネシアは、今年中に東南アジアで最大の自動車市場となる見通しであり、人口ボーナスが継続し、豊富な労働資源と将来性豊かな市場を抱えています。また、2013年の日系メーカーの自動車シェアが95%を超え、日本のブランド力は非常に高いものがあります。ジャカルタ事務所はインドネシアを始めとする現地の人材と企業の皆様、官民関係者等の橋渡し役となるべく、日々業務を行っています。以下にジャカルタ事務所固有の事業や話題をご紹介いたします。● インドネシア人看護師・介護福祉士候補者に 対する日本語研修事業日本とインドネシア政府のEPA経済連携協定に基づく同事業も今年度で7期目となりました。今年は過去最大の187名の候補者に対し、日本語研修を実施しています。ジャカルタ事務所ではこれから訪日する候補者を対象にオリエンテーションを実施し、また日本大使公邸で開かれた壮行会への引率、空港までの送り出しを行いました。空港ではそれまで元気だった多くの候補者が我が子や家族と別れを惜しむ姿が見られました。候補者は涙を浮かべながらも意欲と決意を胸に、日本へと旅立ちました。候補者の日本国内での活躍を願うばかりです。● AMEICC事業環境整備事業アセアンにおける産業人材育成モデルの開発についてインドネシアを事例に取り上げ、調査事業を行います。経済成長著しいアセアン各国では優秀な産業人材が必要とされています。こうした中、今後も発展が見込まれるインドネシアを調査対象とし、就学中などの産業人材予備軍から産業人材に至るスキルマップやキャリアパスといった人材育成ニーズと人材モデルを調査する予定です。当地の日系企業の皆様と意見交換をしていますと、マネージャークラスの人材確保にご苦労されているとのお話をよく伺います。また、インドネシア同窓会のメンバーの話によると、現地企業でもやはり同様の問題があるようです。こうした人材の育成方法や必要とされる能力要件を明らかにして、スムーズな人材育成に貢献してまいります。● 交通渋滞ジャカルタ及びその近郊は交通渋滞がひどく、運が悪いと数キロ先に行くのに数時間かかることもあります。インフラの整備が待たれますが、渋滞緩和のための都市高速鉄道システムの建設など各種インフラ建設工事の影響により、むしろ昨今は渋滞が更にひどくなっているようです。加えて天候等の不慮の事象にも大きく作用されます。当地にお越しの際は時間的に余裕を持ってお越しください。また、可能であれば日曜日の午前中に市内のSudirman通りで実施されるcar free dayも是非ご経験ください。普段は渋滞と喧騒に包まれる大通りが歩行者天国となり、のんびりとした雰囲気のジャカルタをご覧いただけます。(ジャカルタ事務所 所長 志村拓也)ジャカルタ事務所ジャカルタ事務所のスタッフジャカルタの交通渋滞インドネシア人看護師・介護福祉士候補者向けの来日前オリエンテーション

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