HIDAジャーナル5号(和文)
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HIDA JOURNAL14 第9回HIDA/AOTS同窓会代表者会議開催概要 (The 9th World Convention of HIDA/AOTS Alumni Societies) 「つたえあう、つなぐ、つくる」 ひとづくりで結んだHIDAグローバルネットワークのこれから ~次代を拓く新たなる価値を共に創造する~来る10月29日、30日に、東京霞が関のイイノホールをメイン会場として第9回HIDA/AOTS同窓会代表者会議(以下、会議)が開催されます。同窓会とは、HIDAの前身である財団法人海外技術者研修協会(AOTS)の帰国研修生が世界各地に結成した組織です。この会議は次の二つを主な目的とし、原則として4年に1度実施しています。一つ目は同窓会に所属する仲間同士で連携を深めること、二つ目はHIDAと同窓会とのface to faceの相互交流を促進することにより、HIDAと同窓会が協力して開発途上諸国の産業人材育成に資する活動を企画し実行することです。この目的のため、世界中から集まった代表者をはじめとする各国同窓会メンバーが経験交流を行うとともに、HIDAと同窓会との協力事業について議論や提言を行います。今回はAOTSと財団法人海外貿易開発協会(JODC)が合併しHIDAとなってから開催される初めての会議です。冒頭のスローガンのもと、同窓会とHIDAとの共創を目指します。2日間のスケジュール(予定)10月29日(水)10月30日(木)会場午前開会式 ・HIDA代表挨拶 ・同窓会代表挨拶 ・来賓挨拶総会 ・出席同窓会メンバー紹介 ・HIDAからの報告 ・写真撮影分科会A HIDA総研事業・グローバルインターフェース事業に おけるパートナーシップB 新たな価値を創造するための共創パートーナーシップC “人づくりで世界を結ぶ”をスローガンとして南々協力を 進める国際協力活動D 産業人材育成のための同窓会とHIDAのパートナーシップイイノホール昼食昼食午後成功事例大会・開会挨拶・成功事例大会・同窓会からの事例提出者紹介・大賞発表・表彰・閉会挨拶総会閉会・分科会報告・宣言文発表・来賓挨拶・同窓会代表挨拶・HIDA代表挨拶レセプション会場へ移動 (バス/徒歩)HIDA東京研修センター(TKC)へ移動 (バス)(移動) 夜レセプションFarewell Party29日:第一ホテル30日: HIDA東京研修センター1. 成功事例大会(10月29日午後)~つたえあう~HIDAが行ってきた産業人材育成事業の成果を共有するため、 受入研修に参加した帰国研修生、もしくは研修事業や専門家派遣事業を活用した現地企業や団体の方々から 「活動成功事例」を募集しました。「活動成功事例」とは、研修や専門家による指導で得られた知識経験を活かし、 職場や地域社会において優れた成果を収め、当該国・地域の経済、社会に貢献された事例のことです。日本での研修をきっかけに成果を得た本人や企業・団体の方が直接ストーリーを語ることにより、その事業成果をより多くの帰国研修生及び関係者に知っていただくとともに、 成功体験を共有し成功の連鎖が引き出されることを期待しています。募集から応募締切りまでの3か月弱の間に、48か国の280名を超える元HIDA研修生の方々から応募がありました。その中から選ばれた優秀事例の提出者10名を日本に招待し、事例発表をしていただきます。発表予定者10名は、インド、スリランカ、タイ、タンザニア、パキスタン、フィリピン、ブラジル、ブルガリア、ベトナムと様々な国籍の方々です。発表者に共通するのはHIDAの研修で学び、刺激を受け、帰国後に自らの志に基づいて行動を起
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