HIDA JOURNAL 2014 SPRING No.4
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No.4 SPRING 2014 19こうした継続的な取り組みはWNFプログラムのひとつの好例と言えるのではないかと思います。また、技術分野のプログラムは男性の参加者が多いのが通例ですが、当プログラムは女性の参加者が多い点も特徴的です。写真に見られるように、参加者たちの笑顔に研修の充実度を窺い知ることができます。 [HIDA総合研究所 海外戦略グループ 齋藤 香]バングラデシュにて第3回Young Leadership Workshopを開催バングラデシュにて第3回Young SAFAAS会議に合わせて2013年9月27日および28日に、バングラデシュ コックス・バザールで「第3回Young leadership Workshop」を開催しました。参加者はバングラデシュのチッタゴンならびにダッカ、ネパール、スリランカ、インドのデリー、ムンバイならびにチェンナイの各同窓会の若手会ワークショップ参加者と講師ら員ら計29名でした。その他、日本からHIDAの国際即戦力育成インターンシップ事業で現地に派遣されている日本人インターン生3名および各同窓会の会長を含むシニアメンバーもオブザーバーとして参加しました。このワークショップは、2011年にカトマンズで実施した第9回SAFAAS会議に合わせて開催されたのを端に発し、「SAFAAS域内の個別同窓会活動は活発であるものの、同窓会活動の継承に必要な若年層同士の連携が不十分である」という認識のもと、回を重ねて実施されてきました。これまでの参加者は、Young Kyoso (共創)グループのメンバーに登録し「AOTS (HIDA)と共に、同窓会が継続的に発展していく」ことを確認した(第1回:カトマンズで開催)ほか、ブレークスルー思考を用いた問題解決手法(第2回:コロンボで開催)を学習しています。WNFプログラムのひとつとして開催された今回は「①連帯感を強化しながら目標を達成する ②生産性向上を巨視的にはかる ③問題を好機に代えるために矮小な視点を捨てる」などをテーマとし、HIDA-AOTSスリランカ同窓会(JASTECA)から推薦を受けたMr. Dhammika Kalapuge (2011年度スリランカ企業経営研修コースの参加者) を講師に招きました。初日は各国での豊富なコンサルティング経験を基にした講師の説明を主とし、2日目は個人の能力のアセスメント、成功するリーダーの資質、リソース最適化による生産性向上などをグループで論じる形式でワークショップは進められました。ワークショップでは、Mr. Muhammad Nurul Islam (AOTSチッタゴン同窓会創設者) やDr. A.K.M. Moazzem Hussain (AOTSダッカ同窓会相談役) からの、同窓会草創期の体験談、各国の文化に基づいた古参幹部との関わり方などの知見をはさみ、経験交流もあわせて図りました。当初の目的である「メンバー間の交流」は着実に進んでいますが、次の段階として若手同窓会メンバーのイニシアティブで行動ができることを期待します。[HIDA総合研究所 海外戦略グループ 多田正視]サンプルを見せながら講義熱心に参加する研修生講師と参加者たち(カトマンズ)
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