HIDAジャーナル 2012 AUTUMN
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HIDAジャーナル No. 1 ● AUTUMN 201221.研修事業主に開発途上国の企業の技術者や管理者等に対する研修を行う事業で、対象者を日本に招聘して行う研修(受入研修)を中心に実施しています。受入研修には、製造技術等の固有技術を習得することを目的とした「技術研修」(図1参照)と、企業経営や工場管理、環境技術、産業基盤の整備等に関する知識を2週間程度の短期間で学ぶ「管理研修」とがあります。このうち技術研修では、導入研修として一般研修を実施し、日本語学習や日本の社会・文化に関する講義・見学も行います。受入研修では、講義等で学んだ技術やノウハウを実際に目にすることで、参加者自身の“気付き”による意識改革が促されることを期待できます。また、日本の社会に直接触れることで、日本の文化や日本人の考え方等に対する理解を深められるため、現地企業の中核人材の育成に適しています。(図2参照)図1 技術研修の流れHIDAの事業一般研修(HIDA研修センターでの集団研修)技術研修(一般研修+実地研修)内容日本語学習、日本事情紹介、異文化理解、生活案内等内容実地研修(日本企業内での個別研修)研修生別の研修計画に沿った専門技術の習得帰国来日企業経営に関する講義・演習/東京研修センター企業での実地研修(石炭火力発電用蒸気タービンのケーシング)財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)は、財団法人海外技術者研修協会(AOTS)と財団法人海外貿易開発協会(JODC)が、2012年3月30日に合併し誕生しました。これまで半世紀にわたり培ってきた知識・経験を活かし、民間ベースの技術協力機関として、新たな時代要請に応えるべく、積極的に事業を展開して参ります。事業全般の展開方針• 海外産業人材育成に関する開発途上国や日本の産業界の課題、ニーズを勘案し、事業間の効果的連携を図りながら各種事業を実施します。• 合併前のAOTSとJODCの強みとこれまでのノウハウや経験を活かし、質の高い人材育成と制度利用の利便性・効率性を追求し、開発途上国の経済発展および日本企業の海外展開における人材育成のトータルサポート体制の構築を実現させます。主な事業
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